現代社会では車や電動自転車等の移動手段が多く、椅子に座っている時間も長いことから、普段の生活では筋肉への刺激が少なくなってきています。全身の筋肉の70%が集中している下半身は運動不足や加齢により衰えやすい部分です。
日々目的にあった適度なトレーニングを行うことで、健康で、元気に過ごす財産でもある筋肉を保ちましょう。
ロコモティブシンドロームで健康寿命が短くなる!
日常的に介護が必要なく、自立した生活が送れる寿命のことを「健康寿命」といいますが、平均寿命と健康寿命との間には、9~12年の差があるそうです。長寿大国となった日本ですが、懸念されているのが運動器の機能低下に伴い日常生活が困難になる「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ)」です。厚生労働省の調査によると、要支援・要介護の原因の第一位は「運動器の障害」で
全体の23%をしめます。40歳以上の男女の5人に4人はロコモ、またはその予備軍と考えられています。だからこそ、日々の筋力トレーニングが大切になってきます。
ベッドに寝た状態で筋肉を動かす「B-SES(ビーセス)」
「B-SES(ビーセス)」はどのようにして行うの?
①ベッドに寝た状態で、ベルトを腰・膝・足首に巻きつけます。
機械が発進するパルス信号によってお尻・もも・ふくらはぎなど下肢すべての筋肉が動きます
②スタッフがみなさんの状態にあわせ出力を調整します。
痛みや不快感などもありません
③最初3日程度は機械になれるよう弱めから始め、少しずつ運動強化を高めていきます。
※詳細は当院スタッフまでご相談ください