院長紹介
院長
明石 裕地
(あかし ゆうじ)
■経歴
昭和61年自治医科大学卒業 初期研修後、僻地勤務3年間
平成3年自治医科大学地域医療教室
平成6年結城病院
平成21年太田中央総合病院 整形外科部長
平成25年高島平中央総合病院 整形外科部長
平成27年2月 くらまえ整形 開院
■専門
脊椎内視鏡治療
低侵襲脊椎治療
■所属学会・資格
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科専門医
日本骨粗鬆症学会 会員
エコーによる最新治療
(1)筋膜リリース
筋膜リリースとは、筋膜の癒着やねじれを戻すことにより筋膜同士の可動性が改善され、また固有感覚がリセットされ、痛みを消す方法です。
当院では、エコーガイド下にこの筋膜リリースを行い、慢性の肩の痛み、急性の腰痛(ぎっくり腰)、仙腸関節周囲炎、坐骨神経痛など、これまで原因がわからなかった痛みに対し積極的に治療し効果を上げています。これまでマッサージや電気治療などで効果のない患者様にもおすすめです。安全性に関しては生理食塩水を用いますので安心です。 病態によっては効果のない場合もありますのでご相談下さい。
(2)神経根ブロック
神経根ブロックとは、様々な病気により炎症をおこし痛みの原因になっている神経に対し、神経周囲に麻酔薬や生理食塩水を注射し痛みを取る方法です。
当院ではエコーガイド下により安全かつ正確に行っています。
(神経根ブロックの種類)
頸部神経根ブロック
腰部神経根ブロック
坐骨神経ブロック
腰部硬膜外ブロック
などがあります。病気によって適用が異なりますのでご相談下さい。
(3)早期関節リウマチ治療
関節リウマチは、一度薬を飲み始めると一生続けなければならないと考えられていましたが、最近になり完治できる治療法も選択されてきています。しかし、このためには早期の段階で関節リウマチを診断する必要があります。この早期診断のためには関節の初期の変化をとらえる必要があります。このためカラードプラエコーが注目されています。当院ではカラードプラエコーを導入し、早期のリウマチ判断および治療を行っています。
(4)関節注射、トリガー注射
これまでの関節注射、トリガー注射は骨のランドマークから注射する場所を判断して経験的に注射をしていました。エコーを使うことでより正確に痛みも少なく安全に関節内や病変部へ注射が可能です。このためさらに効果も上がります。
骨粗鬆症ついて
わが国では、急速な高齢化に伴い高齢者に好発する骨粗鬆症有病者数が約1300万人と推定されているものの、治療を受けている人の割合はその1/3程度と言われています。
骨粗鬆症は痛み等の症状がないため積極的に骨密度検査をする必要があります。特に60歳以上の女性は検査が必要です。
様々な骨密度測定法がありますが、もっとも正確に測定できる骨密度測定法はDEXA法です。当院では正確な診断及び治療のためこのたびDEXA法を導入いたしました。
日本整形外科学会における骨粗鬆症治療のガイドラインでは、骨密度測定を正確に行うために大腿骨または腰椎で検査するDEXA法をすすめています。
院長 明石 裕地(アカシ ユウジ)